

ライフル射撃とは
「標的射撃」としてオリンピック種目にも採用されている競技です。我が部では主に、空気圧を利用して弾丸を飛ばすエアライフルを用いています。一般に「射撃」というとクレー射撃を想像されることが多いですが、飛翔するピジョンを素早く撃つクレー射撃とは異なり、標的射撃は固定された目標に対し、どれだけ正確に標的を撃つことが出来るかを競います。そのため他の運動種目とは違い、この種目では体力よりも精神力が重視されます。また、骨格の都合上女性のほうが高得点を出しやすいことも特徴の一つです。
[エアライフル(AR)とは]
空気銃といえばエアガンなどと同じですが、こちらは狩猟・競技目的で用いられるもので、所持には各都道府県公安委員会の許可が必要です。協会の推薦がない限り、許可の取得は18歳以下では出来ないため、大学で新しいスポーツを始めたい、という人にはうってつけです。
新規に購入すると非常に高価ですが、我が部では卒業された先輩方の銃を代々譲っていただいています。他に射撃用のコートなどもストックされているので、その気になれば弾以外の全ての用具をほぼ無料でそろえることも出来ます。







[スモールボアライフル(SB)とは]
AR、DPなどと異なり、火薬の力で弾丸を発射する銃です。これも所持にはAR同様免許が必要で、ある程度の競技経験が必要なため先にARを所持して経験を積む必要があります。




[デジタルプレシジョンピストル(BPDS)とは]
デジタルスポーツピストルと呼ばれることが多いです。トリガーを引くことで弾丸ではなく微弱な赤外線レーザーを発し、それを専用の標的で観測して競技を行います。こちらはARとは異なり、使用するにあたって免許などの資格は必要ありません。こちらは個人の所有ではなく、部として外部から借り受けている状態です。

[ビームライフル(BR)とは]
我が部には平成21年度から導入されました。ビームライフルの銃本体は光線銃という以外はエア・ライフルの仕様に準じたものを使用し、新一回生の方には当面はこれを使って練習してもらうことになります。こちらも免許は必要なく、見学の際に試射することも出来ます。